子供が一緒に登山に行ってくれない!という人たちに伝えたいこと。

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最終更新日 2018.7.13

先日も娘がベビーキャリアを卒業した記念で記事を書きましたが、
我が家は娘が0歳児のころから子連れ登山をしています。

[涙の卒業記念]娘とのベビーキャリア(背負子)登山の思い出を写真で振り返る。

子ども背負って登山をするのは、体力や脚力が必要なので簡単ではありませんが、
3歳児ぐらいになるとそれなりに歩けるようになってくるので、
ファミリー登山というのが現実的に視野に入ってくれると思います。

ぼくは家族で山に行くことが大好きです。

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TVもゲームもYOUTUBEもおもちゃも何もない自然の中で、
家族が一緒に過ごすことにかけがえのないものを感じています。

しかし、実際はなかなかうまくいかない人が多いようです。

ぼくはインスタなどで子連れ登山の写真をよくポストしているので、
友だちからこんなことをよく言われます。

いーなー。うちの子は一緒に山に言ってくれないんだよね。とか、
山行く?って言ったらだいたいヤダって言われるもんね。とか。

これ、当たり前ですよねw

小さい子供は山道で出会うキレイな花にも、
頑張って登ったあとに見れる山頂からの壮大な景色にも、
感動なんてしないんです。

子供にとっては山に登る理由なんて一つもないんです。




子供とって登山は疲れるだけのもの。

そのために、少しでも楽しくなるように工夫したり、
頑張ったご褒美に好きなお菓子を用意してあげるしかない。
というようにするしかない。という話もよく聞きます。

しかし、いくらお菓子をもってしても、楽しい会話をもってしても、
純粋に「疲れる」という現実にすべて飲み込まれます。

努力して何かを得るという経験をほとんどしてきていないので、
そういう思考回路がしていないんだから、当然といえば当然です。

例えば、よくあるパターンで言えば、、

親「今週末、山に行こうか。」
子「えーやだー行きたくなーい!」
親「じゃぁ○○は買ってあげられないよ。いいの?」
子「いいよ、いらない。」

こんな感じでご褒美作戦は簡単に撃沈しますw




子供に行かないという選択肢を与えない。

堅苦しい話になりますが、今の親は子供の言うことを尊重しすぎなんです。
些細なことが命の危険や発育に影響するような赤ちゃんならわかりますが、
子供に自由を与えすぎていいことなんてありません。

出かけていても、子供が帰りたいと言いだしたら、仕方ないから帰るとか、
子供がこれを食べたいというからこの店にするとか。
子供が見たいテレビを優先する親とか意味がわかりません。

赤ちゃんなら優先してあげないといけないこととか多いと思いますが、
2~3歳ぐらいになったら、基本的には親の都合でいいんですよ。
もちろん、間違った方向に導かないということが前提ですが。

おっと、今日は子育て論のつもりではないので話を戻しましょう。

つまり、行かないという選択肢を与えなければいいんです。
選択肢を与えなければ、

親「今週末、山に行こうか。」
子「えーやだー行きたくなーい!」
親「じゃぁパパとママ行ってくるから一人でお留守番する?」
子「やだー。」

ってなるじゃないですか。

それでいいんですよ。
登山が子供の教育という点で悪いことなんて一つもないんだから。




連れて行く限りは努力することも必要

子供が嫌がっていても、連れて行く限りは努力をしてあげるべきですよね。
それでいいとは言っても親の都合に付き合わせるんですから。

お菓子のご褒美でも何でもいいんです。
どうせそれでも嫌がりますからw

だからあの手この手でまるめこむ努力をしてください。
山に行きたいという感情にはならないまでも、
その姿を見た子供に伝わるものはきっとあるものです。

ちなみに我が家の方法を一つだけ紹介すると、
喜んで娘の相手をしてくれる友だちと一緒に行くように心がけました。

家族だけで行ったら、その次は友だちと一緒に行くというようにする。
少し年上の友だちがいれば一番いいですが、
自分たち(親)の友だちでもいいと思います。

そうすると、娘が退屈しないのもありますし、
家族だけだとわがまま言いたい放題の娘でも、
やっぱり他人の前で情けない姿は見せたくないようで、
「すごいね!」と言われるように頑張ってくれたりします。

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安心してください。
それでもそう簡単に山に行きたくなるなんてことはないですw




諦めずに繰り返すことが重要

そうやって何度も山に連れて行くうちに、
少しずつ体力や極力もついてきて辛さが軽減されていきます。

また、山に行って疲れるという経験を繰り返すのと同時に、
楽しかったことや嬉しかったこも記憶の中に蓄積されていきます。

そうして徐々に子供の中で変わってくるんです。

我が家は多ければ週に一度、少なくても月に一度は山に行っていたので、
あるとき、山に行かない日が続いたときに、突然言い出したんです。

「山に行きたい」と。

でも、その次のときは行きたくないと言ってました。。

その後も、やっと山を好きになってきたかな。と思ったら、
やっぱり「山は嫌い」と言い出したり。

しらばくはそんなことを繰り返します。未だにそうです。

でも、これからどんどん体力もついてきて辛さも薄れていくはずだし、
本人なりの楽しみも増えてきたりするはずですし、
そして、達成感なども明確に感じるようになってくるはずです。

たぶんw

ただし、友だちと遊ぶ楽しさや、家でYOUTUBEを見る手軽さに、
娘のモチベーションはすぐ下がるでしょう。

そのためにも努力や工夫しつづけないといけないですね。




4歳の誕生日に山に行きたいと言い出した話

先日、嬉しいことがありました。

明後日7/1が娘の誕生日なんですが、
娘の希望で事前に遊園地に行くことに決まってたのですが、
数日前に妻とその件でやりとりをしていたら、
こんなメッセージが送られてきたんです。

誕生日に山を選んだ娘

なんと、遊園地と決めていたはずなので、
直前になって山に行きたいと言い出したのです!

正直、泣きそうになりましたw
なんか努力が報われたような気持ちになったというか、、

まあこれからも何度でも行きたくないって言い出すんでしょうけどね。

それでもうちは娘を強制的に連れて行きます。
だって、親が登山は娘にはいいものだって信じてるんですから。

みなさんももし今後子供が山に行くことを拒否することがあっても、
諦めずにたくさん連れて行ってあげてくださいね。