伯耆大山(鳥取)遠征記録(20180225)

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最終更新日 2018.6.1

昨年12月に入れてた遠征予定は各社の天気予報が軒並み強風だったので断念。

福岡から車で大山に行こうと思ったら、
全部高速を使っても最低限の休憩などをいれると片道7時間、
高速代は往復で2万前後、それに加えてガソリン代が普通車で1万円弱、
4人で相乗りしても交通費だけで一人頭7,000円ぐらいかかるんです。

つまり、天候に不安がある状態で、
「ダメだったらまた来月行けばいいか。」というように、
ダメ元で行くにはあまりにも金銭的、時間的コストが高いのです(´;ω;`)

しかも、冬の大山は本当に天候が安定しないようで、
下界がどれだけ晴天予報でも、稜線に出たらまっちろけというのはよく聞く話です。

そんなわけで、12月以降もずっとタイミングを見計らっていたものの、
「ここだ!」というタイミングに出会うことはなく、、
このままだと今シーズンも機を逃すかも…という不安から曇り予報で決行しました。

結果、晴天とは言えないまでも、晴れ間も見え、
何よりも強風にほとんど見舞われることなく、無事に弥山山頂までも登り、
これぞ大山!という山頂から剣ヶ峰までの極上の稜線を拝むことができましたー!

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やっぱりこの稜線はたまらん(´▽`)

ちなみに同じ日に天候が悪そうだからと延期した知人たちは、
その数週間後にピーカン予報で挑んだものの、
ガスガスでこの稜線は一瞬も見ることができなかったとのこと。。
そう考えるともう大山は運次第と言わざるを得ないのかもしれないですね。。

ちなみに今シーズンは積雪量はかなり少なかったようです。
全国的に何度も最強寒波到来のニュースが飛び交ったりしていたので、
てっきり大山も多いのかと思っていたけど、山陰はそうでもなかったようで、
特に前シーズンの大山はかなり積雪量だったため、がっかりするほどの少なさだったとか。

ちなみに先ほどの写真でも岩(山肌)がちらほら見えてますが、
2月でこんな風に見えることはほとんどないそうです。
それでも初大山のぼくらにとっては大絶景だったことは言うまでもありません。

また、ぼくらのパーティは4名で、うち2名は稜線あたりから12本爪アイゼン着用でしたが、
残りの2名はチェーンスパイクのまま登頂しました。(もちろん12本爪は装備してました。)

これは雪が少なかったため、登山道の斜度がそこまできつくならなかったことと、
数日前からほとんど雪が降っていなかったため、
その間に沢山の登山者の踏み跡が残っていて階段のようになっていたためです。

6合目避難小屋を越えて、急登を登りきっての1枚!

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この辺りから徐々に風が強くなってきます。
風速20mも当たり前のようですが、この日は穏やかで風も少なかったので、
行動中はミドルレイヤーにウィンドシェルが一枚あれば充分でした。
カメラを構えた友人がシェルを着ていないのは暑がりだからですw

更にしばらく登ったところでまた風が強くなってきたので(それでも風速10m程度)、
改めて一同レイヤリングを調整中。

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ひとまず初大山はコンディションに恵まれ、忘れられない山行となりました。
やっぱり来シーズンはもっと雪深い稜線から上がる朝陽を眺めたいな。

まだ九州の雪山しか行ったことがない人は、
是非チャレンジしてみてほしい西日本屈指の雪山「大山先輩」でした。

最後に全身アークテリクスが似合う、我らがサバイバル隊長を後ろからパシャリの1枚。

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