防災意識が[最低レベル]の人でも「水とトイレ」だけは用意しておこうや。
最終更新日 2018.6.19
大阪では今朝はまだ余震が続いているようですね。
大阪で不安な日々を過ごしている方たちが早く安心できる日がくることを祈ってます。
さて、こちらのブログでは以前より何度か防災について触れてますが、
また大阪の地震が起きて、ネットでは防災関連の記事が出まわってますね。
ぼくの周りの人にも多いですが、
未だに保存食や水の備蓄をしていないとかマジでありえません。。
未だに保存食や水を備蓄してない家庭は多いみたいだけど、正直頭おかしいんじゃないかと思う。一度用意して、ほったらかしになってしまっている人はまだましだけど、今まで一度も用意したことがない人もかなりいるらしい。
— まっつん (@mattsunnosuke) 2018年6月19日
前にそういう人になぜ?と聞いたら、もうそうなったら諦める。とか意味不明なこと言ってた。諦めなきゃいけないよつな状況を事前に回避するために用意するんでしょ。。とは言い返す気にもなれなかった。
— まっつん (@mattsunnosuke) 2018年6月19日
東日本大震災、熊本地震であれだの被害者が出たのに何もしないなんて馬鹿げてる。もはや被災者への冒涜とさえ思えてくる。また今回の地震も見直すきっかけにしてほしい。
— まっつん (@mattsunnosuke) 2018年6月19日
せめて、自分の周りの人たちには気づいてほしいですよね。
もしもの時に「助かる」か「助からない」かは、
運ではなくて、備えていたかどうかであるということを。
そうなったら仕方ないと思っていても、
その場になったら「死にたくない」って絶対に思うんだから。
それぐらいの想像力すらない人はもういいです。
まずは自宅避難から考える。
防災グッズは、ぱっとすぐに思い浮かぶだけでも、
水、食料、懐中電灯、ラジオ、防寒グッズなど色々あって、
すぐに全て揃えるのは意外と結構大変です。
また、非難時に持ち出すいわゆる防災バッグなどを含めると、
万が一に備えて用意しておくものは多岐に渡ります。
しかし、自宅待機なら最低限の準備で凌げる可能性が高いので、
まずはそこから準備しはじめることをおすすめします。
水の備蓄は防災の基本
災害時にライフラインの断絶はよくあります。
一般的にライフラインと言えば、電気、ガス、水道ですが、
これらが絶たれたときに一番困るのは間違いなく水道です。
食料があるに越したことはありませんが、
人間は水さえあれば、20日前後は生きながらえるといいます。
電気が点かなくて暗い夜を過ごしても、
ガスが使えなくてお湯がわかせなくても、
水さえあれば、当面はなんとか凌ぐことができますから。
脱水症状を起こさないためには、1日3L程度の水分摂取が必要です。
3日程度、外部からの物資を受けれないような状況は充分ありえるので、
最低でも、1人10L×家族の数分ぐらいは用意しておくべきです。
たったこれだけの準備をするかしないかだけで、
生死を分ける可能性が大いにあることを理解しましょう。
水がないとトイレが流せないは別問題
実際に災害で被災した人を対象にした、
「災害時に困ったことランキング」の上位に必ずくるのがトイレ問題。
水がないとトイレが流せませんからね。
過疎地に住んでいる人はその辺ですればいいですが、
街中に住んでいる人は衛生問題に直面します。
これも当然断水に起因することが多いですが、
備蓄の水で解決することは無理だと思った方がいいです。
水洗便所で大便を流すときに使用する水の量は概ね10Lと言われてます。
これは1人当たりの3日分の水に相当するので、現実的ではありません。
だから、お風呂水は翌日まで残しておくと良い。なんて話も耳にしますが、
もちろんこれは有効な手段の一つなのでオススメできます。
しかし、下水(排水)すらできないこともありますし、
家族分となると、それでも足りなくなることも充分考えられます。
やっぱりトイレ袋(携帯トイレ)の常備は必須です。
ぼくは登山でも特にテント泊のときは携帯トイレを使用することがよくあります。
各社のトイレ袋を使いましたが、↓これは本当に消臭が優れていてオススメです。
防災用の水をペットボトルで買うのはもったいない。
ホームセンターでもネットでも、防災用の水をペットボトルで売ってますが、
もし、4人家族なら先ほどの計算だと、最低でも40L必要になります。
2Lのペットボトル20本(2ケース)分になります。
市場に出回っている長期保存水とかになると5000円ぐらいかかります。
防災用の水に5000円もかけれる人はどうぞ。それで5年はOKです。
ぼくはそんなにお金をかけたくありませんが、
普段から少しでもよい水が飲みたいので水道水は飲みません。
今は近所の水汲み場でありがたくタダで汲ませてもらってます。
街中に住んでいるときは、
よくあるスーパーの無料のRO水などは水質にも不安があったので、
有料の水汲みサービス?を利用してました。
そこは安くなかったけど、それでも10Lで100円だったと思います。
面倒臭そうに思うかもしれませんが、
我が家の場合、調理を含め、口にするものは全て汲み水を使ってますが、
それでも、1週間で20Lぐらいしか消費していません。
水を汲みに行くのは2週間に1回ぐらいです。
うちには20Lのポリタンクが4つあります。
4つのうち、2つが空になったら水を汲みに行きます。
つまりに、汲みに行った直後は家に80Lの水(タンク4つ分)があり、
残り40L(タンク2つ分)になったら補充しているというわけです。
特に備蓄用という意識でしていませんが、
結果的には最低限の備蓄用の水が確保できていると言えます。
(持ち出し用のペットボトルも別で備蓄してますが。)
もちろん今はタダなのでコストもかかりませんし、
これだと長期保存する必要もないので、新鮮な水を確保できます。
もちろんウォーターサーバーの契約などで、
多めにストックするようにしても同じことができますが、
ウォーターサーバーも安くないですからね。。
断然、日頃からポリタンクで水汲みすることをオススメします!
我が家では尾上製作所のタンクをずっと使ってます。オススメです。
ちなみに、20Lタンクいっぱいに汲むと、20kgになるので、
女性や男性でも腰痛持ちの方は20Lタンクはやめたほうがいいかもです。
まずは水とトイレ袋(携帯トイレ)
これだけはすぐ用意しましょ。まじで。