平成30年7月豪雨(西日本豪雨)那珂川町の記録

昨日7/6、その前日の7/5から2日に渡り、我が那珂川町にも大量の雨が降り注ぎました。

3日前の7/3は季節外れの台風直撃で暴風雨に見舞われ、翌日7/4は台風一過の晴天。
そして一昨日7/5には、また梅雨空に戻り、雨足がどんどん強まっていった状況です。

今後の為に、ぼくが把握していた状況を記録しておきたいと思います。

ぼくは午前10時頃に出社しようか検討しましたが、
普段なら9時を過ぎたら空いてくる自宅前の道路も渋滞が解消されておらず、
天神までの渋滞が容易に想像できたので、出社を断念しました。

良い機会だと思って、移住を検討している南畑エリアの状況を見に行くことに。

ちなみに我が家は土砂災害はありえないので、
実際に被害があるとすれば那珂川の氾濫による水害ぐらいです。

というわけで、ついでに気になる河川やダムの様子も撮影してきました。

それらの写真や動画と、行政から発せられた災害情報などを時系列でアップします。

2018/7/6 10:07 那珂川の様子(那珂川町役場付近)

濁流で水位も上がっているが、まだ余裕はありそう。
これから夜まで振り続けると思うと、一抹の不安を覚える。




2018/7/6 10:15 那珂川の様子(不入道水辺公園)


このあたりからは川幅が狭くなっているので勢いが激しいけど、
水位にはまだかなり余裕があるように思える。




2018/7/6 10:20 那珂川の様子(中ノ島公園)

飛び石は見えないけど、全くもって溢れるような水位ではない。




2018/7/6 10:27 那珂川の様子(市ノ瀬ずぶいり橋)

まさに沈下橋。見事に沈下してます。しかし、綺麗に橋が沈んだ程度。
この大雨でこのぐらいの沈み方なら、滅多に沈むことはなさそう。。
もしかしたら貴重な瞬間を見たのかもしれない。




2018/7/6 10:39 那珂川の様子(筑紫耶馬渓)

このあたりは山道で傾斜もきつくなってくるので、
予想通り勢いはすごい。しかしここも水位に不安は感じない。




数日前の台風のあとは南畑ダムあたり?の道は、
土砂崩れなどで通行止めになっていたようですが、
この時点では特に通行止めなどになっていないようだったので、
そのままダムの様子を見に行くことに。。

南畑ダムが放流中のサイン

雨の影響で南畑ダムは前日5日から放流を継続中。




2018/7/6 10:44 那珂川の様子(南畑ダム)

堤体の上から撮影。南畑ダムの放流を初めてみました。
この映像だと見えませんが、堤体中央の溝から放流しています。

前日の時点で毎秒50tぐらい流していると聞いてましたので、
このときはもっと流していたのでしょうか。。

ダムの水が溢れては困るので放流してるわけですが、
ただでさえ大雨で河川の増水を恐れているのに、、
ダムの治水効果なんてほんとに充てにならないですね。。




そのまま、五ケ山ダムまで足を伸ばしてからUターン。




大雨で冠水した我が家の畑(不入道Threetrees内)
大雨で冠水した畑




南畑の知り合いのところも様子を見に行こうかと思ったけど、
娘の幼稚園の迎えもあったので、ひとまず携帯で安否だけ確認。

不入道、成竹あたりは、山(家の裏)からの流水がひどく、
敷地内が水浸しになっていたり、建物内にも浸入していたりしている模様。
みんな対策に追われている。

本人たちも大丈夫だと言っているので、
手伝いに行きたい気持ちを抑えつつ、南畑をあとにしました。

そうこうしているうちに、帰路の車中で携帯に災害情報が入ってきた。

2018/7/6 11:19 福岡市南区だけど、隣町の柏原2丁目避難指示
柏原2丁目避難指示

これだけピンポイントな住所を指定しての避難指示となると、
著しく地盤がもろいなどの特殊な要因があるのだと思われるが、
身近な地域で避難指示が出ると警戒心はどうしても高まる。。




2018/7/6 11:28 那珂川の様子(片縄)

自宅を出発した時刻から1時間半ぐらいが経過。
その感もずっと雨は土砂降りでしたが、水位はそこまで上がったような感じはしない。




雨の降り方自体は「経験したことがないほど」というわけではなく、
人生で何度も経験しているレベルの激しい土砂降り。

ただ違うのは、それがひたすら弱まることなく続いているということ。
「土砂降りは一時的なもの」という認識を改めるほど。

ぼくが朝起きたのが8時半頃で、それからずっとこの調子だから、
既に3時間ぐらいはずっと弱まることなく土砂降りが続いていることになる。

それ以降も降水量の予想は、1時間に20mm~40mmぐらいで夜まで続いている。

ぼくの人生で初めて経験する雨量となるのは間違いない。
そうである以上、経験のない事態が発生してもおかしくはない。

2009年の九州北部豪雨の再来が頭をよぎりました。

ぼくは当時福岡市内に住んでいて被災はしてませんので、
那珂川町に引っ越してきてから、当時の被災状況を知りました。

↓こちらの動画で那珂川町の被災状況がよくわかります。

もし、同じように洪水が発生して、
自宅マンションから出られなくなったとしても、
家族で3日ぐらいは安全に過ごせるぐらいの蓄えは充分にある。

あとは町内の友人や知り合いが心配でした。




2018/7/6 12:22 土砂災害警戒区域に避難勧告が発令。

この時点で早めに避難勧告が出て良かったなと思っていた。。

ところが、10時半頃に南面里で土砂崩れよる家屋倒壊が発生していて、
ぼくはそれを後から報道で知ることになりました。

なお、10時半頃といえば、ぼくは南畑ダムに向かっている最中で、
まさかその時点で南面里で土砂崩れが発生していたとは、、

↓こちらのニュースでは現場の画像もアップされてました。

80代の女性2人が負傷ということなので、命に別状はないようで良かったです。

しかし、この時点で南畑で連絡の取れた方はほとんど避難していません。
ぼくにできることは避難を呼びかけることだけでした。




2018/7/6 13:48 自宅付近の様子(那珂川町片縄)

依然として雨が弱まる様子はない。。




そして水害への警戒も強まってきたようです。

2018/7/6 14:46 水害)避難準備・高齢者避難開始が発令
水害)避難準備・高齢者避難開始発令

自宅のベランダから那珂川を覗く限りは水位にまだ余裕がある。
しかし、2009年に被災した地域の方たちは怖かったでしょうね。




2018/7/6 16:30頃
気象庁より福岡、佐賀、長崎、広島の4件に特別警報が発表される。

「特別警報」は重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に発表され、
それに加えて、テレビをつければ「直ちに命を守る行動をとってください。」
というセリフが繰り返されるので、対象の住民はことの重大さを認識します。

我が家は何度も言うように、直ちに命関わるような被災をすることはないので、
ぼくはただ被害が最小限に留まることを祈ってました。




2018/7/6 17:02 土砂災害警戒区域全域に避難指示が発令。
土砂災害警戒区域全域避難指示

おそらく特別警報を受けての行政の判断であったと思われます。

これにて、避難を決めた世帯も多かったと思われます。
ぼくの知り合いもこれで避難していました。




それから、夜になるにつれて雨も徐々に弱まっていきました。




ところで、以前からずっと気になっていたんですが、
こういった非常事態が発生した時に、町内放送が流れることが度々ありますが、
何を言っているのかほとんど聞き取れません。。

我が家の目の前が車の通行が多い通りだからなのか、
それともよその地域であっても聞き取れないものなのかわかりませんが、
正直、聞き取れないと不安になるので、いっそう放送自体をやめてほしい。。

今回も不安になったタイミングがあったので、
役場に電話して確認しようと思って、役場のサイトを開いたら、
那珂川町の公式サイトが以下のような感じでいつもと違う状態になってました。

那珂川町役場緊急サイト

7月6日(金曜日)午前10時10分に那珂川町災害対策本部を設置しました
問い合わせ先/那珂川町災害対策本部 電話番号092-953-2211

これを見てすぐに電話しましたが、
何度かけても鳴りっぱなしで誰も電話にはでませんでした。。。

しかし、こちらのサイトにアクセスすれば、
役場からアナウンスされていることは確実に把握できるので、
自分は仕事で家族だけが現地にいるときや、情報がきちんと把握できていないときは、
こちらを覗いてみるのも良いかもしれません。




一夜明けて・・・

ただいま7/7の夕方ですが、朝から雨も小雨程度でいつもの町に戻っています。
避難していた方も順次自宅に戻っているようです。

また、福岡の特別警報は解除されています。
土砂崩れなどは今後もまだ可能性がないとは言えませんが、
概ね危険な状況は終息したのではないかと思います。

ぼくがニュース等で調べた範囲で把握している町内の被害は、
南面里の土砂崩れ以外には特にありません。

多少の浸水はあると思いますが、大きな被害は他にはなさそうです。
町内では負傷者も出ていないようです。

ひとまず、今回の記録はこのぐらいになりますが、
問題となった雨雲は他の地域に移動しただけで、
現在は本州の方でもっと大きな被害が次々と出ています。

これ以上、被害が出ないことを願います。