水上マウンテンパーティーは噂にたがわず九州屈指のハードレースだった!

当日朝のスタート前

第3回水上マウンテンパーティー(ショート)を無事に完走しましたー!

うぇーい!

トレランのデビュー戦となった7月の霧島えびの高原に続き、2回目のトレランレースとなった今回の水上マウンテンパーティー。

当然、2回目ということで、気持ち的に余裕はありましたが、、

まっつん(猿ver)サムネイル
めっちゃキツかった!泣

キツイのは聞いてたし、コースデータを見れば明らかなので、覚悟していったつもりでしたが、ぜーんぜん甘かったです(笑)

あれはイジメです!泣
あれは拷問です!泣

でも、とっても楽しかったです!

今、この記事を読んでいる方の中には、水上マウンテンパーティーの初参加を検討されている方もいることでしょう。

そんな方たちのために、レポートと合わせて、余すことなく水上マウンテンパーティーの魅力をお伝えしていきましょう♪

そして、間違っても来年ロングにエントリーしたりしないように、きちんと記録しておきたいと思います!笑








水上マウンテンパーティーはこんな大会だ!

MIZUKAMIMOUNTAINPARTY

今年(2019年)でまだ3回目の比較的新しいレースで、運営は霧島えびの高原エクストリームなどと同じ「ユニバーサルフィールド」の運営です。

開催地は熊本県水上村で、九州本土で10番目の標高を誇る市房山(1721m)の麓になり、球磨川の源流の村でもあるので、水と緑がとても豊かな里です。

また、レース会場の近くには、「湯山温泉」や「市房山キャンプ場」などもあり、個人的にはレース抜きでも遊びにいきたいぐらい♪

水上マウンテンパーティーの公式サイトはこちら




レース概要

距離
ロング 約62km / ミドル 約37km / ショート 約25km
累積標高
ロング 約4,200m / ミドル 約2,200m / ショート 約2,000m
制限時間
ロング 14時間30分 / ミドル 9時間30分 / ショート 7時間
募集人員
ロング 300名 / ミドル 300名 / ショート 300名
※全コースの合計で700名が上限
参加費
ロング 12,000円 / ミドル 8,000円 / ショート 6,000円

上記は、第3回の設定内容ですが、第1回は25kmの1コースのみ、第2回はロングとショートの2コース、第3回はロング、ミドル、ショートの3コースというように、年々規模が大きくなっている注目のレースです。

まっつん(猿ver)サムネイル
九州男児はみんなドMか!笑

コース設定が多いということは、自分のレベルにあったコースが選びやすいので、出場しやすいかもしれませんね。

まっつん(カフェver)サムネイル
福岡からはちょっと遠いのがたまにきず(苦笑)



とにかくコース設定がハード!

高低差図

参加したことのあるトレイルランナーが口を揃えて「あそこはキツイ..」というほど。それが水上マウンテンパーティーです。

↓ちなみにこれは前夜祭の食事メニューについてたメッセージ
地獄のコース

まっつん(カフェver)サムネイル
運営側も「地獄」言うとるし..笑

実際に何がキツイのか言えば、やっぱりアップダウンの激しさです。

他のレースと比べるとよくわかりますが、仮に「霧島えびの高原」と比べてみましょうか。

ロングなら、、
霧島えびの高原は、距離63kmに対して、累計標高は3,059m
水上マウンテンは、距離62kmに対して、累計標高は4,200m

ショートなら、
霧島えびの高原は、距離37kmに対して、累計標高は1,900m
水上マウンテンは、距離25kmに対して、累計標高は2,000m

距離に対する累積標高を見れば、差は歴然です。

これは、「坂道が多い」「坂道が急」ということです。

さらに、完走率の低さが、そのキツさを物語ってます。

なんと2018年の完走率は、、36%

まっつん(猿ver)サムネイル
3人に1人しか完走してないやん!泣笑

以下は、第3回の今年(2019)の完走率です。

今回は制限時間が少し長くなったらしく、それもあってか完走率は上がったみたいですが、、

ロングの完走率

総合 143/254(56%)

男子の完走率
129/228(56%)
↓部門別
39歳以下 52/74(70%)
40歳以上49歳以下 57/105(54%)
50歳以上59歳以下 19/45(42%)
60歳以上 1/4(25%)

女子の完走率
14/26(53%)
↓部門別
39歳以下 6/8(75%)
40歳以上49歳以下 7/14(50%)
50歳以上59歳以下 1/4(25%)

ミドルの完走率

121/184(65%)

男子の完走率
106/160(66%)

女子の完走率
15/24(41%)

ショートの完走率

131/146(89%)

ショート男子の完走率
98/106(92%)

ショート女子の完走率
33/40(82%)




毎年ロストパーティー!

特に、第2回(2018年)は酷くて、かなりの人数の集団ロストがあったらしく、水上マウンテンパーティをもじって、「水上はロストパーティー」なんて言われるようになったみたいです(笑)

実際に今回も、レース中に何度も間違えたルートから戻ってくる選手を見かけましたし、ぼくの数メートル前をいく選手がロストする瞬間も目の当たりにしました。(もちろん声かけました)

まっつん(カフェver)サムネイル
なんともスムーズに(スーッと)間違った分岐を進んでました(苦笑)

おそらくですが、コース上に分岐が多い(ルートが多い)のでしょうね。

それに加えて、分岐点に印がない(テープがない)箇所があったりするので、なおのことロストが発生しやすいわけです。

ユニバーサルフィールドはルートファイディングやナビゲーションスキルも競技の一環(楽しみ)と考えているために、わざとそうしているのだと個人的には思ってます。

第2回の集団ロストの影響か、第3回はだいぶ分かりやすくなったみたいですけどね(連続出場者いわく)

それでも、かなりロストした人が多かったっぽいです。(ゴール後に「ロストした」と話している人がちらほらいました。)

このレースでの実体験を中心に、ルートロストについての記事も書いてます。
[図解]こうしてトレイルランレースではルートロストが多発する![テスト問題あり]




前夜祭がオモロイと評判

水上は前夜祭が面白いよー

と聞いてたので、「何が面白いのかなー?」と不思議に思いつつ、前夜祭にも参加してきました。




前夜祭はまさにパーティーだった(笑)

水上マウンテンパーティーという名前だけあって、山で行われるパーティーをイメージしているようです。

猿とか馬とかの被り物をしている参加者がいたり、スタッフの方もコスプレ?していたりして、仮装パーティーのような感じでした。

それと、毎年恒例で地元のダンスチームによるステージがあって、若い方から年配の方まで元気よく踊ってました(笑)

盛り上がったのはもちろんですが、それよりアットホームな感じがして、とても癒されました。

前夜祭の様子はYouTube動画でご覧ください♪




食事が美味しすぎて食べすぎるっ!

ご当地グルメ的なものが盛りだくさんで、マジで興奮しました(笑)

↓前夜祭の食事メニュー
水上マウンテンパーティー前夜祭食事メニュー

100%美味しいやってメニュー見ただけでわかるでしょ?笑

特にジビエ系がすごいっす。ジビエ系って炭焼きとかをイメージする人も多いますが、そんな色気のない料理じゃないんですよ。

  • 鹿肉のロースト
  • 鹿肉バーガー
  • ジビエ焼きそば
  • ジビエソーセージ、ジャーキー
まっつん(猿ver)サムネイル
全部バリうまかった!
まっつん(カフェver)サムネイル
美味し過ぎて、おかわりができないのが辛かった(笑)

その他にもトークやジャンケン大会など盛りだくさんでした。

上村長と司会の高村公平さん(タレント)と塚原哲平さん(演歌歌手)
水上村長と司会の高村公平さん(タレント)と塚原哲平さん(演歌歌手)

テレビで見たことあるような..ないような..

お天気キャスターの栗原めぐみさん
お天気キャスターの栗原めぐみさん

栗原さんは、九州のトレランの大会にはほとんど出てるんでしょうか。いつも見かけます(笑)

今回はトレーニングのために5〜6kg背負ってショートに出場すると言ってました!スゴイですね。。

前夜祭でチャンプ(並木 雄一郎さん)と記念撮影
前夜祭でチャンプと記念撮影

並木 雄一郎さんは、TNFのサポートを受けているトレイルランニングの指導などをされている方です。

通称「ちゃんぷ。」1970年生/ 埼玉県出身、トレイルランナーとして数々のレースに参加。年代別入賞多数。2014年UTMB完走。トレーナー、ランニングコーチ、ランニングアドバイザー。自らのレース経験、トレーニング理論を生かしたランナー向けプログラムを実施。身体の機能的な動きを中心とした効率の良いケガをしにくい走り方を、幅広い層に指導している。また、身体のケアや感覚アップなどコンディションニングプログラムを提供するトレーナーとしても活躍中。

引用元:THE NORTH FACE ULTRA RUNNING CLUB

ムキムキで、特に大胸筋がステキでした!(重くて走るの大変そうですが..)




コースの解説とレポート

今後、初めて参加する方の参考になればと思います。

注1)あくまでもショート(もしくはロングの前半)という話です。
注2)来年以降はコースが変わる可能性もあります。

各セクションの解説と、写真を紹介させていただきます♪




序盤(0〜6km)の上りが鍵

やっぱりそういうことになると思います(苦笑)

高低差図(序盤)

まず、スタートから4kmがロード。ここは頑張れば走れるレベルの勾配です。(ぼくは後半少し歩きました)

ここである程度は頑張っておかないと、おそらくトレイルの急登で渋滞に巻き込まれると思います。

そして、4km地点の登山口からトレイルが始まり、5.2kmあたりから急登になり、6kmぐらいまではそれなりの上りが続きます。

ここまでが序盤の上りになるわけですが、多くの選手がこの上りを終えた時点でボロボロになっていはずです(笑)

ぼく個人は、8割ぐらいの体力を消耗した感覚でした。。

言うまでもありませんが、躊躇なく手を使って、なるべく足の負担を減らした方がいいです。

ダラダラと上る序盤のロード
序盤のロードはダラダラ上る

市房山キャンプ場登山口
市房山キャンプ場登山口

苔むした杉並木のトレイル
苔むした市房杉並木のトレイル

写真で伝わらない鬼の急登(泣)
写真で伝わらない鬼の急登




エイドまで(6〜13km)の残りも侮れない

高低差図(前半の後半のエイドまで)

その後は、13km地点のエイドまでアップダウンを繰り返します。

ここの上りの区間も意外とハードで、既にボロボロなので、気力で足を前に進めていくしかありません。。

残されたわずかな体力も、ぼくはここで全て使い果たしました(苦笑)

急登の後の林道
急登の後の林道

うっそうとしたトレイル
うっそうとしたトレイル

楽しいはずの樹林帯..
楽しいはずの樹林帯




後半のトレイル(13km〜20km)は下り基調だが..

ようやく下り基調になるので、だいぶ楽になりますが、実はここで「転倒」や「ロスト」などが、大幅に発生しやすくなります。

転倒しやすくなる

思った以上に足が上がらず、木の根などの障害物に足が引っかかったり、踏ん張りがきかずにズルッと滑ったり、とにかく転倒しやすいです。

まっつん(カフェver)サムネイル
ぼくはゴロンと転がるような転倒を2回もしました(恥)

ルートロストしやすくなる

以下のような要素で、非常にロストが発生しやすくなります。

  • 後半で集中力が切れ、注意が散漫になる
  • 下りで走れる区間が増えて、スピードが出る
  • 後半はランナーがばらけるので、単独になりやすい

ぼくはロストしませんでしたが、この区間でも何名かロストした方を何名か見かけました。

それと、トレイル終盤の2〜3kmは急な下りが続くので、フルブレーキをかけっぱなしになって、結構きついと思います。

ここのセクションはタイムを気にしはじめていたので、写真は撮ってません(笑)




ラスト5kmのロードは気合い!

最後の5kmはダム湖畔で、傾斜もそれほどなく、気持ちよく走れそうなロードです。

しかし、ここで体のどこかに異変を感じる人が多いはず。

ぼくは足首と膝に痛みが出て、残り2.5kmぐらいでまともに走れなくなりました。

足首はもともと痛めていて、完治しきっていなかったので想定の範囲内。

しかし、膝は想定外。

ぼくはフォアフット着地にして走るようになってからは、走っていて膝が痛くなったことは一度もなかったんです。

それにも関わらず、なぜ痛みが発生してしまったのか?

おそらく序盤の上りでボロボロになり、それ以降はフォームが崩れたこと、衝撃を受け止めるだけの筋力が残っていなかったこと、それらが原因だと考えています。

まぁこればっかりは分かっていたとしても、レース中にどうにかできることではないですけどね。。

いずれにしても、残りわずかなので、あとは気合いでなんとか頑張ってください(笑)

楽しみにしていた吊り橋
走りたかった吊り橋

地元の方たちから元気をもらいました、
ゴール目前の湯山の温泉街

やっと帰ってきたー
ゴールゲート




まっつんのレース結果は?

まっつんの完走証

4時間51分39秒
総合23位

5時間切りが目標だったので、ひとまずは目標達成です!

しかし、、レース内容は散々たるもので、苦汁をなめることになり、悔しさと情けなさが残りました。

その原因は、一言でいえば「ハードなコースだった」ということになるけど、それは事前に分かっていたことなので、単なる「練習不足」ですね。。

7月の霧島えびの高原のレース前から引きずっていた足首痛を完治させるべく、8月はロードの練習を控えて、近所の裏山を週2〜3回走る程度だったので、どう考えても足りてるわけがない(苦笑)

まっつん(猿ver)サムネイル
それとやっぱり2回目のレースでナメてた!
まっつん(カフェver)サムネイル
すぐ調子に乗るタイプやもんね(苦笑)

情けないレースの様子も良かったら見てやってください。




それでもやっぱり来年はロングに出たい!?

レースが終わった直後は、思った以上にハードだったので、「ロングなんて考えられん!」と思いました。

その後、徐々に湧き上がってきたのは、なんとも言えない「悔しさ」です。

今回は先頭の方からスタートしたので、レース中に何度か後ろから来たランナーに抜かされました。抜くよりも抜かれた方が多かったです。

そして、何よりもハードなコースに負けた感じがするんです。

だから、来年はもっと厳しいロングに出場して、その悔しさを払拭するしかないと思うのです。。

まっつん(猿ver)サムネイル
ねぇ、バカなの!?笑
まっつん(カフェver)サムネイル
そうみたい(笑)
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[図解]こうしてトレイルランレースではルートロストが多発する![テスト問題あり]